ホルマリン検査 その3

おはようございます。

ディレクターの井上です。

本日もホルマリンの話の続きです。

ホルマリンというのは、さらにややこしくて、空気移染(風邪でいうと空気感染みたいなものです)します。

たとえば、大人用の商品は生地を作る段階で染料等にホルムアルデヒド(ホルマリン)が含まれるものがあり、それらと一緒にベビー服を置いておくと、移染しまうことがよくあります。

約3年前になりますが、私が中国でベビー服の製造にたずさわっていた時は、子供服専門として完全独立・孤立した工場でのみ生産をしていました。

それは空気移染をふせぐための対策でしたが、それでも完全にコントロールできず、資材や生地、袋からホルマリンが検出されることがあり、管理が本当に難しいときがありました。

このように空気移染をふせぐために、店頭で見る赤ちゃん肌着やベビー服は、袋に入った状態で売られていることが多いわけです。

マルマイユでは生地検査でホルマリンの有無を調べて合格したものだけを使い生産し、製品として出来上がった後でもう一度、財団法人日本化学繊維検査協会でホルマリン検査を実施して合格しています。

さらに万が一のことを考えて、製品を袋の中に入れるさいに、ホルマスクという紙(10cm×20cm)を入れています。

※ホルマスクとは、ホルムアルデヒドなどの有害物質 を吸収し、安全性の高い化合物に変える用紙のことです。

マルマイユは安心・安全をお届けします。

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